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日蓮宗大荒行インタビュー(前編)

   


こんにちは。bon.スタッフの伊豆田光代です。

2月も終わりを迎え、少しずつ春の訪れを感じ始めましたね。

今年も極寒の中、荒行と言われる日蓮宗の「百日修行」が終わりました。

昨年「百日修行」を終えられた福山市吉津町の「長正寺」ご住職、渡部さまに

お話をうかがうことができました。

 

渡部ご住職は「千葉県中山法華経寺で一年で一番寒い11月1日より2月10日まで

昼夜問わず一日七回の寒水行、一日二度の白粥で生命をつなぎ、

修行に励んでおられました。

 

100日間の大荒行を終え、帰還を伝える奉告式「水行会」が自坊で執り行われました。

その時の水行、読経と祈祷の様子をインタビュー形式で前編、後編と、

2回に分けてお伝えいたします。

 

 

伊豆田:(以下、伊)大荒行の水行は、大変過酷な修行と

耳にしておりますが、その荒行へも今回で4回目

ということですが、何がご住職を荒行へと導くのですか?

 

渡部ご住職:(以下、渡)自分の弱さを見つめ直す…叩き直すためですね。

楽に逃げてはだめ、経力・法力・仏力において確固たる信念を蓄えるためです。

 

伊:一日の修行の内容はどのようなものですか?

 

渡:朝3時に一番水、その後6時、9時、12時、15時、18時、23時

に水行堂に入り、水盤に向かい手桶で水盤の浄水をかけます。

だんだんと体中の油分がなくなり、手足はひび割れ、時には、かけた水の

勢いで肩が切れることがあります。

朝5時半、夕方5時半のお粥と味噌汁。

以外は音読と言ってひたすら読経を唱えます。

 

伊:絶対風邪引きそうですが、どうでしたか?

 

渡:引きますよ。

腹の底から大きな声でお経を唱えると体が温もるんです。

それで体温を上げ、汗をかいて熱が下がり、普通の風邪だと2日で治ります。

 

伊:薬でなく体本来の力で治すんですね。

 

渡:一番怖いのは、破傷風なんです。

ずっと裸足ですから、ひび割れた足から菌が入り、

足が腫れ上がってしまう、それはよくあります。

その腫れた足で修行を続ける者もいます。

 

伊:ほんとに過酷な修行ですね。

全てにおいて苦しいと思うのですが、逃げ出したいと思われることはありますか?

 

渡:荒行堂に入る時点で、戒名を持って入るんですよ。

亡くなる決意を持って入るわけですから、何があったたとしても続ける覚悟で入っています。

が、今回で4度目ですが、入って2、3日目は、何故来たんだろう…と考えます。(笑)

今回は総勢138名が入りましたが、4名の脱落者が出て、残念でした。

自由、自我、命を預けるということが「荒行」なんですよね。

 

 

何度も何度も頭から水をかぶり、修行で枯れ果てた声にもかかわらず

大声で経を唱え、帰還を待っていた檀家さんたちに向けて、ご祈祷をくださいました。

この続きは、後編にてお伝えいたします。

 

 

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